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基礎について 屋根について 壁について 断熱材について

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住まいづくりの流れ ― 新築の場合の例(標準)

精密な図面、3D、模型、手描きの絵など、
お客様がこれからつくる家をイメージしやすいように
お客様が納得されるまで何度も綿密に打ち合わせを繰り返します。

お客様の生活をシミュレーションし
本人にとっての使いやすさにこだわるオーダーメイドの家づくり。

デザインや色、素材などの細かい所も好みに合わせて選ぶ事ができ
本当に満足できる家づくりをすることができます。


地鎮祭

建築・工事に先立ち、土地の神にお祈りして土地を清め、工事中の安全と建築物が何事もなく永くその場所に建っていられることを願う祭儀です。
大きく分けて神式と仏式があり、様式や用意するものも地域や宗派によって多少違うようです。
出席者は お施主さま、お施主さまの家族、親戚、建築士、工事関係者です。
一般的には整地された敷地内3m四方ぐらいに斎竹を4本立て、注連縄を張り、「紙垂(しで)」を下げ、その中に祭壇を設けます。

※住宅での一般的な様式です。大規模な公共工事等は地鎮祭も規模が違います。


お施主様にご用意頂くもの

    御神酒 1本
    米 5合〜1升程度
    塩 1合程度
    海のもの・・・ 鯛か出世魚1尾頭付、スルメ、昆布など
    野のもの・・・ 根野菜  (大根、人参、さつまいも等)できれば葉っぱ付
             葉野菜  (白菜等、ほうれん草等)
             くだもの  (リンゴ、バナナ、梨、オレンジ、ぶどう等)
    かわらけ(さかずき)/紙コップでも可  出席者の数分
    上記の他に神主さまへの初穂料(玉串料)が必要となります
  
   
        ※依頼する神社や工務店によって準備する物が異なるため、事前に確認しましょう




上棟祭

家の柱立てを終えて、棟木を上げるにあたり、これまでの工事安全の感謝とこれからの工事安全、建物の堅固長久を祈念する祭儀です。
地域により餅や小銭をまく儀式がありますが、これは「散餅散銭の儀」といって、災を祓い除く儀式です。



お施主様にご用意頂くもの

    御神酒1本
    塩 1合程度
    米5合〜1升程度
    梅干
    鯛一尾(小なら1対)
    野菜(キャベツ・玉ねぎなど時季の物)
    果物(バナナ・みかん類など)
    昆布1袋
    さかずき
    餅

        ※依頼する工務店や地域によって準備する物が異なるため、事前に確認しましょう





基礎について
基礎とは、その名の通り、家の一番下で、家を支える部分のことです。
基礎の施工が悪いと、不同沈下を起こし傾いたり、歪んだりして家そのものをダメにするために、最も重要な部分と言えます。
木造の場合、通常、布基礎かべた基礎が一般的で、地盤の強度や、住宅の規模、構造などによりどちらの基礎を採用するか決定しますが、最近はベタ基礎にすることが多いようです。



布基礎

家の土台にあたる部分に、帯状に設置する基礎のことで、逆T字型のコンクリートの中には鉄筋が入ってます。
床下が土となる為、湿気が上がってこないように防湿シートを敷いたりします。



ベタ基礎

土台部分だけでなく、地面と接する底面にも鉄筋コンクリートを使います。
鉄筋入りのコンクリート板の全面で、家を支えるために、台風や地震などの衝撃を地面にうまく逃すことができます。
また、厚いコンクリートが底面に敷かれていることで、地面からの湿気やシロアリ被害についても、布基礎よりダメージとリスクは大幅に軽減されるといえます。


そして通気に関しては最近は床下換気口は設けずに基礎パッキンを土台と基礎の間に挟み、その隙間で換気を行うことが多いです。
床下換気口による換気ではどうしても基礎のコーナー部分によどみが生じてしまいます。
基礎パッキンでは基礎全周で換気を行えるのでよどむことなく空気が流れ大変効果的です。
また基礎の一部を欠く事がありませんので基礎自体の強度をより保てますし、基礎と土台との間に隙間ができる事により基礎から上がってくる水分を土台材に伝えません。


基礎パッキン


「木」は、腐ったり、シロアリの害を受けることがあります。
木材が腐るのは腐朽菌によるものですが、腐朽菌が生育する条件は「酸素・水分・湿度・栄養分」なので、この4つの条件のどれか1つが欠ければ腐朽は起こりません。

また シロアリについても、シロアリが好む温度や湿気、栄養分のいずれかを断ち、防蟻処理を施せばシロアリの害を防ぐことが出来ます。
シロアリについてはこちらもご覧ください。

床下の環境と基礎は密接な関係といえます。


屋根について

一般的な戸建て住宅で多く用いられる屋根材は、
大きく分けると粘土系、スレート系、金属系に分けられます。

粘土系
粘土系屋根材は瓦に代表されるもので、広い地域で古くから用いられている最も信頼性の高い屋根材です。
重量からくる荷重負担への配慮、複雑な形状をした屋根には不向きなところがあります。

【釉薬(ゆうやく)瓦】
陶器瓦とも呼ばれ、プレス成形した瓦形の素地に釉薬を施した瓦。
さまざまな色を出せるのが特徴。

【無釉瓦】
『いぶし瓦』釉薬瓦と同様に粘土をプレスし、焼成過程でいぶし、
       表面に銀色の炭素膜をつけたもの。
『素焼瓦』ナチュラルな赤色。
『練込瓦』粘土に金属を練り込んだもの。
『窯変瓦』赤褐色のグラデーションが特徴。


スレート系
人工スレートとして住宅屋根の代表格が「カラーベスト」「コロニアル」といった商品名のスレートがありますが、本来スレートとは、玄昌石のような「粘板岩」のことを言います(天然スレート)。
波型スレートは安価で工場などで多様されています。


波型スレート


人工スレート

人工スレートも安価ですが古くなると色あせ、劣化の問題などがあります。
対策として「塗装」をしたり「葺き替え」をしたりという方法が一般的ですが、塗装は一時的なものなので完全に問題を解決できることではありません。
古いスレート系の中には問題になっているアスベストを含む材質のものもありますのでそういったものの解体廃棄の場合は専門業者に依頼する必要があります。
スレートを剥がずに金属系の屋根材を上から施工するという方法もあります。
(詳しくはお問い合わせください)


金属系
現在、屋根材として普及している鋼板は以下のものになります。
・カラーステンレス ・カラーアルミ ・フッ素鋼鈑
・ガルバリウム鋼鈑 ・カラー鉄板 ・銅板 など
軽量で加工性に富み、屋根形状や勾配からの制約が少ないのがこの材料の大きな特徴です。
断熱性や遮音性能が低い材料ですが、下地や断熱材である程度カバーできます。


縦葺き
(瓦棒葺きなど/勾配に沿って、縦に屋根材を並べるように葺く工法)



横葺き
(一文字葺きなど/屋根材を軒先きから棟へと葺きあげてゆく工法)




一般的な屋根の形

屋根の形状は、予算と好みが優先されますが、一般的には切妻より寄棟、
寄棟より入母屋屋根の順で工事費用は上がります。


壁について

一般的な戸建て住宅の外壁材は工場生産されパネル化されたサイディングなどの乾式工法と、現場で塗ったり吹付けたりする昔ながらの左官仕事の湿式工法に大別できます。
和風住宅では乾式工法より 吹付け・塗り仕上げの湿式工法の方がよく使われます。

サイディング
(乾式工法)
工場で一定の形につくった板を現場で釘などを使って下地に止めていく方法です。
色、柄も豊富で軽量、施工が簡単なことから人気があり、耐火性や耐水性にも優れています。


【窯業系サイディング】
主にセメントを主原料に木片等を混ぜ、プレス成形をして表面化粧したパネルボードです。
断熱性、遮音性、耐火性、耐候性に優れています。
窯業系サイディングは5〜7年でシーリングの打ち替え、管理状況によっても異なってきますが、7〜8年で再塗装が必要だといわれています。

【金属系サイディング】
アルミやステンレス、スチール、ガルバリウム鋼板などを表面材にし、裏にポリウレタンなどの断熱材を入れたもの。
軽量、曲折加工にも対応できますが、和風向きとは言えません。
金属系サイディングはサビないかぎり、腐食する可能性が低いですが、サビの発生を防ぐために10〜15年を目安に再塗装した方がいいと言われています。


塗り壁・モルタル(湿式工法)
塗り壁も根強い人気があり特に和風住宅は湿式工法が好まれます。
セメントと砂、混和材を混ぜ、水を加えて練ったモルタルを下地にして 仕上げは、樹脂系(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素など)の塗料を吹き付けたり、コテやローラーなどで模様を施したりします。
ハウスシック対策、健康住宅への関心の高まりや環境への配慮から、漆喰や珪藻土といった自然素材の塗り壁も増えています。


モルタルの付着を良くするためにメタルラスや
ワイヤーラスなどの網状 の金物を下地に貼ります


 
モルタルを塗り終わったところです



弾性塗料をローラーで塗っているところです


模様の一部紹介
リシン吹付け 砂骨ローラーさざ波仕上
吹付タイル吹き放し 吹付タイルヘッドカット仕上
スタッコ吹き放し スタッコヘッドカット仕上



断熱材について

断熱材は大きく分けて無機繊維系、発泡プラスチック系、天然素材系の3つに分けられます代表的なものを紹介すると・・・

無機繊維系断熱材
グラスウール
短いガラス繊維でできた、綿状の素材で、一般住宅の断熱材として広く用いられていて、 性能の割に安く、燃えにくい、白蟻がつきにくい、などの利点があります。
防火性にも優れており、アスベストの代替材としても広く使われるようになりました。
出始めの頃は空気や水を通すため建築構造によっては性能を低下させる、といったような欠点がありましたが、近年では撥水加工されたものや、繊維の方向を変えたものなど、優れた製品が出まわっています。

ロックウール(岩綿)
玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温をかけて溶解して形成する人造鉱物繊維です。
性能はグラスウールとよく似ていてロックウールの方が撥水性が強いのですが、湿気を含んだときの乾き易さはどちらも変わりがないようです。
※和名が似ている為混同されがちですが、ロックウール(岩綿)とアスベスト(石綿)は違うものです
純粋なロックウールは工場で製造された人造の鉱物繊維で繊維の大きさは呼吸系に入りにくい大きさになっており、国際がん研究機関で「発がん性に分類できない」に該当しているそうです。(ロックウール工業会環境委員会より)



発砲プラスチック系断熱材
ビーズ法ポリスチレンフォーム
「Expanded Poly-Styrene」の頭文字をとって「EPS」と呼ばれており、ドイツで生まれた代表的な発泡プラスチック系の断熱材です。
いわゆる発砲スチロールです。

押出法ポリスチレンフォーム
ポリスチレン樹脂に炭化水素や代替フロンなどの発泡剤を加えて押出成形される。
製品は、板状の形状で、発泡プラスチック系断熱材の中ではもっとも安価なため普及率が高い。

硬質ウレタンフォーム
ポリウレタン樹脂を主成分とし、発泡させたスポンジ状のもの。
高い耐熱性を発揮し、対応できる温度範囲が広いという特徴をもつ。
ポリウレタン樹脂を多泡化して熱絶縁性能を高め、板状または円筒状に成形される。
ウレタン材に含まれる材には、微細な独立気泡に熱を伝えにくいガスが含まれているため、準不燃材料の認定を受ける。
工場で成形されるタイプと、現場で吹き付けて発泡させるものがある。

フェノールフォーム
主原料は、非常に安定した分子構造をもつフェノール樹脂、優れた耐熱性と汎用性を 併せもつ熱硬化性樹脂です。
熱を加えると炭化する性質をもち、そのときの炭化膜が酸素を遮断して燃焼を抑制する と考えられています。
ですから、炎をあてても表面が炭化するだけで、燃え広がることはありません。


天然素材系
セルロースファイバー
天然の木質繊維で、自然がつくった小さな空気の粒があります。
セルロースファイバーはさまざまな太さの繊維が絡み合っています。
この繊維の絡みあいが空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の 空気胞が存在しているのです。
この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。
さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます

羊毛断熱材
羊毛断熱材というのは、家がウールの服を着た感じになります。
ウールは調湿効果がバツグンで、壁内結露を防ぎカビ・ダニの発生を防いでくれます。 さらに天然素材ですので有害物質は発生せず家にも環境にも優しいエコロジー建材です。
今まで断熱材が入らなかった小さいすき間にも入れることが出来るので高い断熱性があります。

炭化発砲コルク
コルク樫の皮を粉砕し、炭化発砲させてつくられます。
腐りにくく、遮音・防振性能もあります。
また、セルロースファイバーと同様、保湿・吸放湿性にすぐれているため防湿シートがなくても結露を防ぐことができる。
炭化発砲コルクはボード状と粒状のもがあり、ボード状のものは外断熱に向いている。
また、粒状のものは天井に敷込む方法がある。
同じ厚さの高性能グラスウールの約12倍とかなり高価です。


介護保険の住宅改修

厚生省による住宅改修告示に準拠した改修の場合、要介護認定があればその区分に関係なく、改修費用(上限20万円)の9割(実質上限18万円)が支給されます。

  • 廊下や階段、浴室、トイレ、玄関まわり等への手すりの設置
  • 段差解消のための敷居の平滑化、スロープ設置、浴室床のかさ上げ等
  • 滑り防止、および円滑な移動のための床材の変更(畳・じゅうたん→板材等)
  • 扉の取替え(開き扉→引き戸・折り戸等、ドアノブ交換、戸車設置等)
  • 洋式便座等への便器の取替え
  • 上記の住宅改修に付帯して必要となる改修
    (下地補強、給排水設備工事、路盤整備、壁/柱/床材の変更等)
介護保険の住宅改修費以外にも、各市町村単位で住宅改修に対する助成金を支給しているところがありますので、お住まいの地域でご確認ください。


住宅ローンの種類

住宅ローンは公庫融資や年金融資に代表される「公的融資」 と、銀行などの民間金融機関が貸し出す「民間融資」に大別 できます。
種類によって金利タイプ、借入限度、借入条件等異なります。

くわしくはこちら→ 住まいづくりの総合サイト「建築Web」

弊社では、住宅ローンや融資についてもアドバイスができます。
お考えの際はどうぞご相談下さい。




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